センゴクアラジンポータブルガスシリーズの新たな商品として、何を展開するか。
これまでの製品とは違いもっとメインで活躍する道具、
機能面においてもっと必要とされる道具を作りたい。
たどり着いたのがかつての日本の調理シーンには欠かせなかった「かまど」でした。
お米を炊く習慣が定着したころ、なくてはならない存在であった「かまど」のように、
なくてはならない調理器具を目指し、2口コンロの開発がスタートします。




 
家族分の食事が作れる大きなお鍋からお湯を沸かすための小さなケトルまで、
幅広いシーンで使ってもらうには、使う人のことを考えた異なる2つの炎径が必要でした。
これまで開発してきたカセットコンロのバーナーは炎径が大きい(右側)ものばかり。
さて、小さい炎径をどうするか。課題であった小さな炎径を実現したのが
「シルバークイーン」で使われているミニトルネードバーナーでした。





キャンプでも気軽に使ってもらうには、積載や設置場所も考えた
コンパクトな製品サイズが求められました。ただ小さくすることは簡単ですが、
小さくし過ぎてしまうと本体横に設けたカセットボンベの壁面温度が高くなり
安全性が損なわれてしまいます。使う人の安全を守りながら、使いやすさも考えられた
製品にするため試行錯誤を繰り返し、ようやく理想のサイズにたどり着きました。
アウトドアでも室内でも活躍してほしいという想いがこもった「kama-do」。
昔ながらの「かまど」を感じられるフォルムにもこだわっています。

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