1920年代、英国アラジン社において米国アラジン社が製造した
青炎式バーナーを使った優秀な石油ランプを暖房機器に使えるよう研究開発し、
誕生したのがブルーフレームです。
 英国アラジン社は、そのすばらしい青炎式バーナーを暖房器具へ
使えるよう研究開発し、誕生したのがブルーフレームです。
 その青い炎のゆらめきを見つめると、時間が経つのを忘れるくらい
穏やかな時を過ごさせてくれます。




 
そもそも現在の石油ストーブと比べると、点火にはマッチを使い、
青い炎にするために芯の出し具合を調整し、
さらには灯油切れという面倒なところもあり、なんと不便なんだと思うことがあるが、
そんな手間のかかるある意味儀式めいた行いをしてでも、
この小窓からゆらめく青い炎に魅せられれば、そんなことも一つの楽しみと思える。
昔からあえて変更したのは、英国が対応してくれなかった、
地震国であるがための対震装置くらいではないだろうか。





そんなブルーフレームをもう少し手軽に身近な道具として、
成り立つことはできないかと思いました。
 青い炎にあのフォルムは絶対条件。
 まず燃料は、入手備蓄の利きやすいカセットボンベにすべきではないか。
 屋内外でもしっかり使用できるようにするべきではないか。
 持ち運びのためにサイズをもう少し小さくできないか。
 置く場所を考慮する脚はどんなかたちだろうか。
 できるだけスチールを使って頑丈にしたい。
 今までにないカラーは一つのサインとしても役立てられないか。
 そんなことを考えながら作ってみました。

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